シミのはなし

● 3つの理由

あ、こんなところに・・・気づくとがっかりする「シミ」ですが、だいたい頬骨のあたりを中心に、こめかみ、左右の顎のラインなどに出ることが多いのでは?

 

そもそも、シミができる理由には3つあると言われています。

 

  • 皮膚が自己防衛のために、紫外線対策で日傘の代わりにシミをつくる
  • 血行障害により、老廃物で淀んだ、質の悪い血液によりできる
  • 老化による皮膚の新陳代謝低下によりできる

 

紫外線から身を守るために、日傘の代わりとなってシミができるというのは、みなさんもご存じのとおり。シミになる前に、日に当たるだけで赤らんだり、肌が著しく荒れるという敏感肌の場合、掌が常に湿っているか、確認しましょう。両者が当てはまる場合、肺の弱りによる可能性が高く。

 

3つの中でも、真ん中の、血行障害によるシミは、すぐすぐには消せないかもしれませんが、本人の努力次第では、薄くする余地がありそうです。

● 血液浄化は「肝臓」のお仕事

頬の上にぽつぽつできるシミは、「肝斑(かんぱん)」と呼ばれるシミが多く。名前のとおり、肝機能低下による血液の汚染によるシミとのこと。

 

ところで、

肝臓は、体のどの辺にあるか、ご存じですか?

 

肺が、ちょうど肋骨の内側にあることは、ご存じの方も多いと思います。

肝臓は、右側の肋骨の下のくぼみあたりにあります。ですから肝臓の不調は、顔の右側の頬から顎にかけて、黒ずみとしてあらわれることもあるようです。

 

ちなみに、私の右側の顎のあたりに、それらしいシミがうっすらとありまして。過去に、お酒の飲みすぎと(アルコール中毒にはなりませんでしたが、毎日飲まずにはいられない時期がありまして)、野菜不足の食生活が肝臓を酷使した結果ではないか?と診ています。幸い、最近はそのシミが薄くなってきています。

 

次に、肝臓のお仕事ですが、簡単に言うと、

小腸や脾臓から流れてきた血液の栄養素を代謝し、貯蔵。

血液中の余計なものを排毒します。

 

具体的には、アルコールを分解するだけではなく、

  • ブドウ糖をグリコーゲンに変えて貯蔵
  • アミノ酸とタンパク質を合成したものを血液中に流し
  • ビタミン類をそれぞれが働きやすい形に変換し
  • 古い赤血球を使って、毒素を無害にし、胆汁を作る

といった働きをしているようです。

思った以上に働き者ですよね?

 

● 目の周りのシミは

目は肝臓を表すと言いますが、目の周りのシミは、肝臓の弱りもあれば、腎臓の弱りも考えられます。

 

どちらがより、原因になっているのか?は、そこだけでは判断し辛いので、それぞれの臓器の不調が出てくる他の部位も一緒にチェックすることで、突き詰めていきます。

 

ちなみに、

胆嚢は、23:00~1:00、

肝臓は、1:00~3:00、

の時間帯に、活発に活動しています。

 

シミができると、つい、「紫外線」が気になりますが、目の周りや、頬のあたりにシミが出始めたら、この時間帯にしっかり眠ること「質の良い睡眠」が、大事な対処方法とも言えるのです。

 

ちょうど、「春」は、肝臓の季節でもありますので、肝臓をいたわるためにも、早寝の習慣を心がけてみてはいかがでしょう。

● 2月17日、マクロビお試し望診を実施しました!

12:30~14:30の約2時間程、イベントのブースをお借りして、お試し望診を実施いたしました。合計26名の20~70代の老若男女の方々と、お話させていただきました。1回10分程度の短い時間ではございましたが、それなりに、楽しんでもらえたのではないか?と。

 

お試し版ではりますが、所要時間約1時間程度で、今回のお試し望診より詳しく学べる【預診タイム】を、2月25日(日)13:30~16:30の間で、行います。

先着10名までとなりますので、ご興味ある方は、お早めに、ご予約ください。

 

→ 詳細・お申込みはこちらからどうぞ