無塩食を試してみました

無塩食(塩断食)を試してみました

実のところ、ここ1ヶ月程度、

ほぼ休みなしで過ごしておりまして。

 

そうこうしているうちに、

以下のようななんとなく変な体調不良に

  • 身体のこわばり
  • 寝ても取れない疲労感

 

預診タイムを受講された生徒さんの中にも、全く同じではないにしても、同じ様な症状で悩んでいる方も、ちらほらいらっしゃったことを思い出しましたので、

自分の身体を使って、ちょっと人体実験でもしてみようかと。

 

正直、これらの症状だけであれば、

見逃し続けていたのですが、

不幸中の幸いというべきなのか、

身から出た錆とでも言いますか、

 

右足くるぶしの骨折がようやく治った~!と思ったら、

また派手に転びまして。

それも悲しいかな、

転ぶ要因がほぼ何もない場所で。

 

結果的に、

左の腰と肩周りが不調に。

 

サンダルで走り回ったのが原因ではありますが、

転ぶまでの経緯をいろいろ振り返ると、

昨今の身体からのSOSを

無視していたからかもしれない・・・と。

 

同僚や相棒曰く、

「右」の次の「左」なので、

バランスが良いのでは?とも。

 

確かに、おっしゃるとおり、

身体がバランスをとるための、

やむを得ない事故だったのかもしれませんけれど、

 

当人からしてみると、

右の次は左なんて、

痛みを何度も受けるのは、

できれば勘弁して欲しく。

 

残念ながら、未だ完治できておりませんが、

今回は、そんな昨今の出来事を書かせていただこうかと。

 

→ 必要以上に食べすぎる!その原因「古塩:こえん」

その不調は、古塩の仕業かも?

<a href="https://www.photo-ac.com/profile/1147610">HiC</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

以前、マクロビオティック歴の長い先輩方に、

「無塩食」や「塩断食」の話を聞いたことを思い出し。

 

その時に、とりあえず購入していた、まだ読み終わっていない書籍を、

再び開いてみることとしました。

▼手にした書籍はこちら

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それによると、

古塩(こえん)」というものが、

常に体内に蓄積されているようで。

 

これが溜まり続けることで、

慢性的な体調不良の症状があったり、

必要以上に食べてしまったり、

やめられない止まらないという習慣が残ったり

(私の場合は極陰のアルコールや甘い物)、

痩せられない、太れないといった悩みに通じていたり、

するらしく。

 

古塩とは、過去に摂取してきた塩分やタンパク質や脂肪などの栄養素で、

飢餓などで栄養摂取できなくなった場合に、

使える栄養素として、

古代から人間の体内で、

勝手に溜めてしまうもの。

 

これらは、

農が始まる前の古代の人々にとっては、

「飢餓」に苦しむ時期がそれなりにあったため、

その際に、とても役に立つ身体の仕組みでしたが、

 

飢餓になることが滅多にない現代では、

逆にそれらが溜まりすぎて、

体内に要らない毒素と化してしまう仕組みでもあるとのこと。

 

この毒素化してしまった古塩が、

体内で悪さをし始めると、

様々な身体の不調が発生し始めるようで。

 

特に私の場合、

身体がものすごく硬いため、

それを知った鍼灸の先生や同僚などから、

その硬さにびっくりされることもよくあり。

 

身体の硬さは、今に始まった話ではないのですが、

いろんな人からびっくりされるには、

相当の度合いなのだろうという感じが。

 

特に背筋力のなさと、

背中の硬さは人一倍。

 

発生学的観点からみても、

背中は背骨も通っている大事な部位でもあり、

ある程度の硬さを欲する部位でもあるため、

摂取してきたミネラルが集中する部位でも。

 

濃い味が好きなのも相まって、

過去からの塩分過剰が、

拍車をかけていそうだな?

という自分なりの結論に至りまして。

無塩食もどきを試しに数日やってみました!

正直、完治していないこともあり、

「これが正解」とは言い切れないお試し期間となりましたが、その経過を書きだしてみます。

 

まず、「無塩食」は、書籍をある程度参考にさせていただき、「椎茸スープ」をもとにした野菜具だくさんデトックススープと、マクロビ食を始めてから、あまり多く食べてこなかった「果物」と、その他野菜サラダ(温サラダや冷サラダ)を主に摂取。

 

書籍では、依存性のある食材として穀物の摂取も控えるようにありましたが、仕事上、体力を落としすぎないために、玄米や白米など、その時炊いたご飯を少量いただくことに。

 

1日目

  • さほど身体の変化なし

 

2日目左側に異変あり▽陰)

  • 早朝に左足のつり
  • 日中は身体が重く
  • 夕方になるとひどい睡魔に見舞われ
  • 左の鼻づまりが少々

 

3日目右側に異変あり▲陽)

  • 早朝に右足がつり
  • 日中は少々ふらつきあり
  • 右目の乾いためやに
  • 右鼻のつまりが少々
  • 貧血傾向に(まぶたの裏の色に赤みがなく、薄いピンク色)

 

4日目

  • 早朝に左足がつる
  • 左目にめやに
  • 貧血傾向に(まぶたの裏の色に赤みがなく、薄いピンク色)

 

以下は私の独断的見解ですが、

  • 鼻のつまりは、肺と大腸からのデトックス
  • めやにや足のつり具合は、肝臓と胆嚢からのデトックス

 

(めやには、通常は飲みすぎた次の日に出るのですが、アルコール類を飲んでいないので、体内に残存していたそれらの老廃物を排除してくれたのではないかと予想。また、足のつりは、少し前まで時々あったものが、昨今、ほとんどなかった症状でもありますので、これも同様なのではないかと考えられます)

 

身体や腎臓の硬化を心配しての塩断食でしたが、

結果としてあらわれた症状から、

肺や肝臓のデトックスも行われたのではないかと。

 

本当は、まだ、もう少し続けてみたかったのですが、

諸事情により今回はここまでとなりました。

 

食事を徐々に戻しつつある今朝は、

身体のこわばりにより、

起床時が少しつらかった点が、

軽減されたように感じています。

体重が減ったこともあるとは思いますが、

身体が軽く感じられます。

 

無塩食は、いずれまた、よしなにリベンジさせてもらおうかと。

 

注意点としては、

「塩」自体が本来は身体に必要なミネラルのひとつのため、

それを断つこと自体は、危険も伴います

 

その人の身体の状態により、

長期間続けるべきではない場合もあるため、

自分自身で、行うべきか、判断がつかない場合や、

自分自身の限度を見極める自信のない場合は、

専門家の指示のもと行うことをオススメします。

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無塩食を試して思った事

無塩ということで、本来は腎臓に嬉しいはずの「昆布」などの海藻類を、一切使わずに、「椎茸」や「切干大根」を使ってスープを作ったのですが、ほんのり甘味のあるスープが、身体に中から染みわたるように感じられました。

 

野菜の具だくさんスープにしたことと、

生の野菜も味をつけずにもぐもぐ食べてみたためか、玄米や白米を欲するタイミングが少なく、書籍に書かれてあるように、塩を摂取することでご飯を食べたくなるといった「依存性」が、そこに隠れているのかな?とも感じました。

 

ただし、書籍では否定的ではありましたが、

「全粒穀物を食べること」の良さも、

今まで沢山感じてきておりますので、

私的には全否定はできません

 

陰陽調和で学んだように、

何事も、「バランス」がものすごく大切だ、

ということに改めて気づかされた数日でした。