「かんじん」なことは・・・

かん「腎」かなめ と言いますが、

「冬」は、五臓で言うところの「腎臓」の季節です。ということで腎臓について調べてみることに。

 

五色で言うところの「黒」がこの季節の色でもあり、五味は「鹹」。黒豆や昆布、黒米、天然塩やお味噌などがこれらに。お味噌の中でも、陽性寄りでこげ茶色の「豆味噌」を調味料にプラスするなども良いかもしれません。

 

早速、半日水に浸しておいた黒豆をじっくりコトコト煮込んで、その煮込み汁とともに炊いた玄米黒豆御飯を食べました。これに飽きた頃、精進だし(昆布+しいたけのおだし)と、豆味噌と野菜のはしくれなどのみじん切りを入れてしばらく煮込み、冷ましたものに地粉を同量加えて、胡麻とクルミをまぶして玄米おじやパンに。毎度のメニューではありますが、相変わらず美味しゅうございました(^人^)

山芋とジャガイモと白味噌のキャベツロール
山芋とジャガイモと白味噌のキャベツロール(キャベツはキャベジンというお薬があるように、腎臓を補佐してくれます)

腎臓の話に戻りますと・・・

腎臓はそもそも、血液中の老廃物を除去し尿として排出する機能を持つ、体の中でも「かんじん」な臓器の1つ。肝臓とタックを組んで、体の中のデトックスをしてくれています。

 

この働きが滞ると、体内に排出できなかった毒素が流れ続けることに。

 

働きを悪くする原因には、食べ物としては、肝臓と同様に「食品添加物」や、薬などで、その他の要因として「神経」によるものも考えられます。

 

 

(参考資料:家庭でできる自然療法:東城百合子)

一目惚れしたお皿に、黒豆玄米おじやパンを乗せて
黒豆玄米おじやパン

頭の疲れは大丈夫?

「頭の疲れ」が腎臓を弱らせる原因にもなるようです。頭と腎臓は同じように硬化するようでして。

 

寒い冬でもありますので、暖かい湯船につかり、頭部も含め汗をかくことも大事なポイントになりそうです。

腎臓の状態別の食養は?

「結石」がある場合は、マクロビオティックでもよく使われる「ふのり」をお味噌汁に入れて日々食べる習慣をつけるなども。

 

「むくみ」は、水分が体内にたまっているため、甘味をつけずに煮込んだ小豆の煮汁や小豆を少量食べてみましょう。

 

尿が出ない場合は、玄米小豆粥(おめでとう)などもおすすめ。ハブ茶どくだみ茶などのお茶も。

外からもマッサージ!

体の部位で見ると、腰に手を当てた部分の背中側、腰骨の丁度上のあたりが腎臓。腰に手を当てて、親指で軽くマッサージすることで外側からの内臓マッサージに。(チネイザンの手法より)

 

毎朝1回、起き掛けにベッドの中などで、横向きに寝転がった状態で、ぜひほぐしてあげましょう。

田んぼに住んでいる生きものの専門家「林先生」に勝手にインタビュー!

人間らしい生き方ができる分野ってアートや食、それに関わる味のある工業ではないかと思って・・・

→ インタビュー内容はこちらから