人生初の普茶料理を

先日、マクロビ仲間との新年会で、初めて、「普茶料理(ふちゃりょうり)」専門店でお食事を。

 

マクロビオティックを共に学んだお友達が選んでくれたお店なので、きっと美味しいだろうことは、予想しておりましたが、予想以上に感動したのでここにもUPさせていただきます。

 

店内は古い木造の建物でしたが、隅々まで掃除が行き届いていて、清潔感がありとても落ち着いた隠れ家的な雰囲気。

 

お料理の一品一品も、丁寧に仕上げられていて味も柔らかく深みのあるものばかり。お料理を説明してくださった板前さんも、見るからに優しいお人柄で、その道を極めているのに、謙虚な姿勢で、とても気持ち良くお食事ができる空間に。

 

いつもであれば、外食する際には、これはどんなふうな調理の仕方かな?どんな味付けかしら?こんなふうに盛り付けるのね・・・と研究心を荒立たせられるのですが、このお店のメニューは、とてもではないですが、ちょっとやそっとでは真似できないと圧倒されるものばかりで、お見事でした。

 

普段のお食事代としては高めなお値段も、安いと思うくらいです。

 

この気持ちは、お食事会に参加したみんなが感じたようでして、即、春のお食事会の予約を(笑)

 

春夏秋冬、それぞれにまたここで食べてみたい、そう思わせてくれる、素敵なお店でした。

 

ちなみに「普茶料理」とは?

江戸時代中期から受け継がれている精進料理の1つで、本来は供卓式で卓上の同じ料理を囲んで皆で箸をつけるお料理のことだったようです。

 

男女や身分の隔てなく長方形の卓を囲み、一緒に盛られた料理をとりまわして食べることは、従来の日本に全くなかった形式のようです。

 

普茶(ふちゃ)とは、「あまねく大衆に茶をほどこす」という意味の禅宗の用語で、中国のお寺に法要や行事の後に全員が集まって作法に従って喫茶する茶礼の後に振る舞われたお料理が普茶料理とのこと。

 

思い返せば、普茶料理とまではいきませんが、地元でもお葬式や火葬を行っている際に、来てくれた人に同じテーブルで御茶とお菓子その後にご飯を振る舞い、食べてもらうという風習がありますが、それもその後継なのかもしれません。

 

食材は、山野で採れる自然の産物が中心で、植物油を使って高タンパクで栄養バランスのとれた献立に仕上げてあるようです。

<参考資料:和食検定基本編テキスト より抜粋>

すみや農園さんでは、有機米(ササニシキとコシヒカリ)を玄米・白米、お好みのものをご注文いただけます。注文いただいてから精米することもあり、発送に10日前後かかることもありますが、お試しパック(2,000円、お米のみの場合は2,100円)は、3合の真空パックを3袋とお豆1袋をお送りいたします(ご希望により変更可)。

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