溶けないアイスクリーム

玄米甘酒と木綿豆腐(水抜きしない状態を使用)、ワイン漬けレーズンと白ごまペースト、お塩でつくったアイスクリーム
玄米甘酒と木綿豆腐(水抜きしない状態を使用)、ワイン漬けレーズンと白ごまペースト、お塩でつくったアイスクリーム

2016年も10日ほど過ぎまして。

 

年末年始でしたので、いつもより豪華な食材を使ったお料理をたらふく食べて、お酒も美味しくいただいて、楽しかった分、そろそろ胃腸がお疲れモードに。

 

私も、つい数日前まで、口の両脇が荒れてきまして(=胃が弱ってくると口角の部分が荒れ始めます)そろそろ、フォローしなくては・・・と。

 

このころ、七草粥を食べる風習も、そんな胃腸を補佐するための、昔の人の知恵袋的な習慣なのでしょうね。そんな習慣を残していってくれたご先祖様に感謝しなくてはですね。

 

昨年末は帰郷しなかったため、仏壇に手を合わせるかわりに、玄米甘酒を作って、元気だったころの父とともにみんなで撮影した写真の前にて手を合わせ、2015年のお礼と報告を。

 

母から聞いた話ですが、父が生前病院で「甘酒が飲みたい」と言っていたらしく。思い返せば、祖母も甘酒が大好きで、炊飯ジャーにお米と麹を使って、時々甘酒を作っていたなあと。

 

当時は、あんまり好きではありませんでしたが、マクロビオティックな食事をするようになってから、それなりに美味しく感じるように。今回作ったのは玄米甘酒で、ご飯かわりに玄米を炊き、玄米麹を混ぜて発酵を待ちました。これがなかなか美味しくできまして。麹のすごさを実感しております。

水抜きした木綿豆腐に、玄米甘酒、メープルシロップを少々、炒って砕いたクルミとレーズン、黒ゴマペーストでもアイスを作ってみました
水抜きした木綿豆腐に、玄米甘酒、メープルシロップを少々、炒って砕いたクルミとレーズン、黒ゴマペーストでもアイスを作ってみました

 

せっかく作った甘酒なので、甘酒だけでいただくのはもったいないということで、木綿豆腐を使って、アイスクリームへ。

 

今回は、白ごまペーストと赤ワインに漬けたレーズンをベースにしたものと、黒ゴマペーストとレーズンとクルミプラスメープルシロップ入りのもの、2種類にチャレンジ。フードプロセッサで混ぜて型に入れて凍らせるだけの簡単レシピです。

 

卵や生クリームといったものを一切使わずにアイスクリームにしているため、温かくなるとやわらかくなりますが、溶けることのないアイスクリームに(笑)!

 

なかなか面白いです。

 

結論としましては、白ごまベースの方は、木綿豆腐の水抜きをせずに作ったため、水分が多く、その分ややシャーベット気味の食感になり、少しゆるくなってから食べないと、固すぎてスプーンで食べづらいことがわかりました。

 

黒ゴマベースの方は、木綿豆腐を水きりしたため水分が少なく、やわらかくなるまでの時間が、白ごまのアイスよりは早めに。メープルシロップもプラスしたので、やや甘味が加わり、美味しい仕上がりに。今回は炒りクルミを入れましたが、ナッツ類を入れると更にコクが出て美味しいアイスクリームになります。

 

「食べたい!」と思った方は、身近な食材で作ることができるマクロビオティック的なデザートですので、ぜひお試しを。

~ 1月16日(土)横浜馬車道 北仲マルシェに参加します! ~

仕事や家事、育児などで時間を割かれ、なかなか自分の時間をつくれない。そんな方でも、自分らしく過ごすために、まずは、自分の体を労ることから始めるという方法があります。

 

体の中から健やかになることで、見える世界も鮮やかになり、やりたいことを次々とこなせている自分になるのも、遠くないかもしれません。

 

そう思うと、農薬をなるべく使わずに、または有機栽培されたお米やお野菜を食べることで、自分の体を労わることも素敵な選択ということに。

 

1月16日(土)10:00~16:00

横浜馬車道駅下車徒歩1分 北仲マルシェに参加を予定しています。

農薬をなるべく使わずに育てた、コールラビやロマネスコ、有機米のササニシキ玄米などを販売予定です。

お近くにお寄りの際はぜひどうぞ

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