大根を食べる

冷やししぐれ蕎麦。そばつゆに大根おろしを汁ごと入れ、冷やしたものに、ざるそばをつけて食べます。蕎麦の上には、かいわれ大根と岩のりを。夏の大根の辛さが、また旨味となります。
冷やししぐれ蕎麦。そばつゆに大根おろしを汁ごと入れ、冷やしたものに、ざるそばをつけて食べます。蕎麦の上には、かいわれ大根と岩のりを。夏の大根の辛さが、また旨味となります。

マクロビオティックでは、「第一大根湯(だいいちだいこんとう)」と「第二大根湯(だいにだいこんとう)」の作り方と使う場面を「お手当」として習います。


大根は、体内に蓄積されている余分なタンパク質を排除し、体の余分な熱を出す働きをしてくれる、とても素敵なお野菜なのです。


焼き魚 の隣にある「大根おろし」は、単に口の中をスッキリさせるためだけではなく、体内に入ってなお、焼き魚を消化吸収する際の手助けをしてくれているということに。


LIMAクッキングスクールでは、中級の授業で習う「お手当」。

熱を冷ますための、豆腐湿布以外、まだあまり試せておりません。ちょっと反省です。


マクロビオティックで習う「お手当」は、食卓にある食材を使って、体の症状に対して手当てを施す、家庭の医学でもあります。


→詳細は、テキストにあり。作り方など知りたい方はどうぞ。

余った「しぐれダレ」を最後に回しかけした、豆腐とオートミールクッキーのハンバーグ。ボリューミーなのにとってもヘルシーなハンバーグ。
余った「しぐれダレ」を最後に回しかけした、豆腐とオートミールクッキーのハンバーグ。ボリューミーなのにとってもヘルシーなハンバーグ。


夜中の高熱は、陽性な症状。そのような熱には、第一大根湯を。


大根の下の方の辛い部分(大根の中でも陽性部分)をすりおろし、醤油と三年番茶で割ったものに、陰性を加えるために生姜おろしを入れ吸収しやすくします。


夏の大根も辛いので、これに当たるのかもしれませんね。


第二大根湯は、これにくらべて、水分が少なめ。大根おろしではなくその汁を使い陰性気味な仕上がりに。昼間の微熱や、利尿を促します。


猛暑の昨今ですので、体内にこもった体の熱を出すためにも、大根おろしを使ったお料理を上手に食べたいものですね。

飯塚農園長の飯塚さん
飯塚農園長の飯塚さん

自分の子供たちに食べさせたい野菜だけを作る。太陽暦に従った農を営むことで、生活の中にある農をめざしているのは、飯塚農園さん。

食べるのは他人だからといった、他人事ではなく自分事で考えてつくる。そんな農家さんから野菜を買うことで、一緒に応援しませんか?

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