発酵のちから

ちょっと前になりますが、「塩麹」が流行ったことがありますよね。

 

みなさんの食卓には、「麹」などの発酵食品がどのくらいありますか?

 

我が家では、代表的なものとして「味噌」「あま酒」が、冷蔵庫の中に。

 

特に暑さが厳しくなる昨今ですので、「点滴」に匹敵する栄養満点の麹で作られた「あま酒」は、ここ数ヶ月は常備しておきたいものです。

 

発酵のちからを使ってつくる調味料として「米飴」というものがあるのをご存知ですか?

今日のアメブロにも書いたのですが、実は、私、「米飴」ファンでして(笑)

 

若干成分が違うからなのか、もち米で作られた米飴は、粘り強く、なかなか溶けてくれませんが、きれいな黄金色に。

 

玄米の米飴は、やや焦げ茶色ですが、もち米飴より粘りが弱く扱いやすい柔らかさです。

 

やさしい甘味を加えてくれるとともに、食品に「照り」を出してくれるので、お団子にからめる「みたらし」を作る際にも重宝することでしょう。

 

最近使ったのは、はと麦とみかんのデザート、いつも使っているのは、オートミールクッキーの光沢を出すために。

 

米飴の作り方は簡単ですが、長時間必要で、ご飯を炊き、その中に麦芽(小麦や大麦の)と水を入れ、保温で、確か48時間程度放置。

 

できたドロドロの物体をさらしでこしたものを今度は、コトコト煮詰めます。

 

聞いただけでも気が遠くなりますよね?

でも、これをやると、とってもまろやかで粘りのある米飴が出来上がるのです!

 

時間をかけた分、できあがった米飴を大切にいただくことができますw

夏休みなど、時間が沢山あるときにでも、ぜひ体験してみてくださいね。